AI社員を雇ったつもりが、最初にやったのはルール作りだった【第2話】

どうも、かなたです。
前回、働きたくない社長がAIに働いてもらう会社を作る、と宣言しました。まだの方は第1話はこちらからどうぞ。
目標は月50万円の継続利益。しかも、かなた自身の仕事はなるべく少なく。
さて、会社を作ったからには、早速AI社員に稼いでもらいましょう。……と思ったんですが、最初にやったのは売れる商品の開発でも営業でもありませんでした。
ルール作りです(笑)
AIに「儲かることを考えて」と頼めばいい?

AIに事業アイデアを聞けば、いろいろな案を出してくれます。便利なアプリ、情報サイト、業務効率化ツール。聞いているだけで、なんだか全部できそうな気がしてきます。
でも、ここに落とし穴がありました。作れることと、売れることは別なんです。
例えば、誰もお金を払わない便利ツールを何週間もかけて作ったらどうでしょう。AIは頑張ったかもしれませんが、社長の財布は軽くなっただけです。
働きたくないのに、赤字を増やす仕事だけ増える。これは困る(笑)
まず「何を成功と呼ぶか」を決めた

そこでAI会社には、記事の本数やアイデアの数ではなく、実際に残った利益で判断するルールを作りました。
目標は月50万円ですが、いきなりそこを目指してお金を使うわけではありません。まず1,000円、次に1万円。小さく稼げることを確認してから拡大します。
さらに重要なのが、かなたの作業時間です。月50万円の利益が出ても、毎日ずっと問い合わせ対応をしていたら、今回の実験は成功とは言えません。
お金と自由時間の両方を増やす。ここは譲れません。
AI社員に役割を与えてみた
会社のように役割を分けました。全体の優先順位を考える社長役、需要を探す調査担当、制作担当、数字を見る担当。そして、わざわざ計画に反対する担当もいます。
「それ、本当に売れるの?」「無料の代替品があるんじゃない?」「作ったあとが大変じゃない?」と、都合の悪い質問をする役目です。
せっかくAIに褒めてもらったアイデアを、別のAIに否定される。なかなか厳しい会社ですね(笑)
これはかなたが今まで実務で経験してきた中で「会社組織とは」、と考えた際にこういう人員がいればいいなあとかAIと相談しつつ役割を設定してみました。
ただし、AI社員が何人賛成しても、それだけで売れる証拠になるわけではありません。
お金を使う前に、証拠を探す

例えば「見積もりの前処理が大変な製造業向けAI」は、実際に関連サービスも存在する市場です。
でも、競合がいるということは、簡単に勝てるわけではないということでもあります。
建設現場の帳票転記を楽にする仕組みも調べていますが、無料に近い方法で解決できる作業なら、有料サービスを売るのは難しいかもしれません。
だから、面白そうという理由だけで開発を始めない。困っている人がいるか、すでにお金が払われているか、何度も使われるか、どうやってお客様に届けるか。そこから考えます。
AIが出した予想より、実際のお客様の行動や支払いを信用する。これが大事なルールです。
最初に使うのは、すでに持っているもの

新しい会社を始めたといっても、全部をゼロから作る必要はありません。
実は以前にも仕事の時短についての記事を書いていました。あの頃は人の作業をどう減らすか考えていましたが、今はAIに任せられる仕事も探しています。昔の記事なので、内容や紹介リンクはこれから見直します。
例えば、このブログ。昔書いた記事が63本あります。WordPressも復旧しました。新しくサイトを作るより、まずはここを使って収益を試す方が早そうです。
もう一つは、長時間のYouTube配信から盛り上がった場面を探す切り抜きツール。候補の検出や動画の書き出しまで作っていますが、実際の長時間配信でどれだけ使えるかは、これから確かめる段階です。
作っただけでは売上0円。ここは冷静に見ています。
「AIで簡単に稼げる」と何が違うのか
最近、SNSで「AIを使えば簡単に稼げる」という動画や話が乱立されていますね。
かなたもできることなら簡単に稼ぎたいです。そりゃそうです(笑)
自分が見た範囲では、内容が薄く、肝心な部分はDMなどからしか教えてもらえない動画もありました。正直、そういう動画は見る意味があまりないと感じています。
AIに文章や動画を作ってもらえることと、誰かがお金を払ってくれることは別の話です。ツールを作れても、使う人がいなければ利益は出ません。
この連載では、成功した話だけを並べるつもりはありません。実際に何を試し、いくら使い、何時間かかり、いくら利益が残ったのか。うまくいかなければ、なぜダメだったのかも書いていきます。
もちろん、同じように丁寧に検証している発信者もいるでしょうし、今のかなたには「この方法で稼げます」と胸を張れる実績もありません。
だからこそ、まずは実験結果を積み上げることにします。目標は「簡単に稼げる方法を教える人」ではなく、「本当に自分が働かずに利益を残せる仕組みを作れるのか、結果まで見せる人」です。
……とはいえ、結果がずっと0円だったら、ただの長編失敗談ですね(笑)
社長の仕事は、本当になくなるのか
今のところ、全然なくなっていません(笑)
AIに任せるにも、どの方向へ進むか、何を公開するか、お金を使っていいかは決めなければなりません。
それでも、調査や比較、記事の下書き、プログラムの作成など、以前なら自分でやっていた作業を減らせる可能性は感じています。
問題は、その時間短縮が本当の利益につながるかどうか。AI会社の継続利益は、現時点で確認できた範囲ではまだ0円です。
つまり、まだ何も証明できていません。
……会社を作ったのに、いきなり厳しい現実です(笑)
このブログも、ちゃんと稼ぐ実験にする
ちなみに、この連載を書くだけではお金は増えません。かなたが日記を書く仕事を増やしただけです(笑)
そこで、実際に使った道具やサービスについては、使い方や良かった点、困った点を別の記事でも詳しく紹介していきます。読者様が比較や購入を検討するときに役立つ情報を作り、条件に合うものは広告・アフィリエイトも活用する予定です。
もちろん、リンクを置いたから売れるわけではありません。どんな記事が検索され、何がクリックされ、実際に成果につながったか。ここも検証対象です。
将来、実績ができて読者様から求められるようになれば、試行錯誤の手順やテンプレートを有料noteなどにまとめることも考えています。でも、まずは自分で結果を出さないと説得力がありませんね(笑)
次は、最初の1,000円をどう稼ぐ?
次にやるのは、立派な組織図を作ることでも、AI社員を増やすことでもありません。実際に利益が発生する道筋を確かめることです。
ブログでは、記事が検索されているか、読者様が商品リンクを押したか、成果が発生したかを見ていきます。数字が取れない場合は、取れないこともそのまま書きます。
この連載でも、成功した話だけでなく、うまくいかなかった判断や無駄だった作業も残していくつもりです。
働かないための会社づくり、第2話にしてまだルールの話。先は長そうですね。
それでは、かなたでした。





