最強の名を欲しいままに~フロー状態を操る~
どうも、かなたです。
いきなりですけど、フロー状態って知ってますか?
「絶対に役に立つ~頭の片隅に法則を~」のシリーズ↓で
書こうかと思ったんですが長くなりそうなのでここで書いていきます。
続きなんですがフロー状態って聞いたことがない人もいると思います。
スポーツで「ゾーン」に入ったとかは聞いたことありますかね?
これと同じことなんですが簡単に言うと「無敵状態」です(笑)
マリオで言うとスターを取った状態です。
最近↑を枕にしようか迷っています。スターを枕にしたらいい夢見れそうですよね(笑)
というと語弊がありますね。
正しくは「周りが見えなくなるほど何かに没頭・集中している状態」が正しいですかね。
「子供のころ夢中で遊んでいたら真っ暗になっていて帰って親に激怒された」とか「寝る前に読み始めた本が面白すぎて気づけば朝になっていた」みたいな経験はありますか。
これらはフロー状態(ゾーン)に入ってます。
このフロー状態に入ったときってものすごい集中してるのでスポーツで言えば「周りの動きがゆっくり見えてどこに何をすれば勝てるかわかる」ような力を発揮したり、やっていることに対しての吸収力が凄まじく高くなったりします。
つまり成長速度も凄まじく高いということですね。
この状態に自分が思うときに入ることが出来れば最強じゃないですか?
今回はフロー状態の説明とかなた的操作法について書いていきたいと思います。
もくじ
フロー状態とは
まずはフロー状態を詳しく見ていきます。
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。ゾーン、ピークエクスペリエンス、無我の境地、忘我状態とも呼ばれる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
↑は前書きで大体わかったと思います。
「フロー」の概念は西欧心理学では心理学者のチクセントミハイが1975年に提唱しました。
ただ、この現象に気づきそれに基づく技術を開発したのは、ほぼ間違いなくチクセントミハイが最初ではないと自身で主張しています。
これは2000年以上も前から仏教や道教などでフロー状態に入る修行をしていたと認識できるからです。いわゆる「無我の境地」のことですね。
日本でも「禅」など精神を鍛える文化があります。武道や剣道、茶道等「道」のつくものはだいたい精神に重きを置く場合があります(すべてではない)
これらを「フロー」とすると誰が最初かは分からないが自分は最初ではないとなりますよね。
ただ今やこのフローの概念はポジティブ心理学において主要なものとなっています。
フロー体験の構成要素
ここは詳細に書いていくと少し分かりづらくなるのでできるだけ簡潔にします。
心理学作家のケンドラチェリーの言及も入りますがフロー体験(フロー状態にあること)には8つの要素があります。
大事なところをマーカーしますのでそこだけでも見てください。
①専念と集中:注意力の限定された分野への高度な集中。
②自己認識感覚の低下
③活動と意識の融合:状況や活動を自分で制御している感覚。
④時間間隔のゆがみ
⑤活動に本質的な価値がある
以下ケンドラチェリー
⑥直接的で即時的なフィードバック:活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される
⑦成功する可能性があると信じる
⑧経験に夢中になり、他のことを無視できるようになる
引用: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とあります。
まあ簡単に言えば前書きにあるような体験です(笑)
フローモデル
フローのメンタルステート図(心・精神状態を表した図)が以下になります。
図からも分かるように縦軸の「挑戦レベル」が高く横軸の「スキルレベル」が高い時フロー状態に入れます。
ここで注意すべきは「不安」、「心配」、「退屈」、「無感動」の状態です。
この4つの状態のとき精神的にいい状態とはとても言えません。
例えばスキルレベルが低い状態なのに挑戦レベルが高い時に心配→不安となっていきますよね。
図にはありませんが、不安な状態がさらに強まると追い込まれていき挙句はパニック状態となります。
では挑戦レベルが低くスキルレベルも低くなるとどうでしょうか。
退屈→無感動となりますよね。
これを続けるとうつ状態になっていきます。
もう少し詳しく書いていきましょう。
退屈状態
自分のスキル(能力)レベルに対して挑戦(課題)レベルが低い状態です。
例えば高学歴でやる気も能力もある人がいるとしましょう。
でも会社ではお茶出しやコピー等雑用しかさせてもらえません。
仕事に参加させてもらえれば効率化もできる、確実に実績を出せるのに・・・
この人から言わせると仕事めちゃくちゃ退屈ですよね(笑)
転職すればいいんですが大企業で辞めるにはもったいないと思い続けていくとどうなるか・・・
その人の性質に大きく左右されますが、一般的には「退屈」が「鬱」に変わり、最終的には「自殺願望」へと変化していきます。
不安状態
自分のスキル(能力)レベルに対して挑戦(課題)レベルが高い状態です。
例えば新人さんが責任ある仕事を押し付けられているような状態ですかね。
入社間もなく右も左も分からない新人さんが、意地悪な先輩にややこしい案件を押し付けられ、さらには「これ失敗したらめちゃくちゃ損するから覚悟してやれよ」みたいなことを言われている、といったような感じです(笑)
こうなると果たして自分にこの案件をこなせるのか、と不安になりますよね・・・
そしてそれは次第に「恐怖」へと変わり最終的に「パニック状態」になります。
パニック状態ってピンとこない人もいると思いますが、自分ではどうしようもなく不安で怖くてどうしようもなくなります。
さらには急に立ち上がれないほど体調が悪くなるなど、とにかく自分ではどうしようもない状態になります。
いつこの体調不良が来るのか分からない不安や恐怖を持ったまま生きていかなければならないのです・・・
信じられないかもしれませんが、実際にパニック状態まで追い込まれるとこうなります。
鬱もパニックも経験したり身近にそういった人がいたりしないと分からないかもしれないのですが本当につらいものです(かなたは自分がなったことはないですが心理カウンセリングをしていた際に様々な人と出会いました)
自分を操る
心理状態については理解して頂けたと思います。簡潔に書くと以下、
退屈→鬱→自殺願望
不安→恐怖→パニック
となります。
これらは自分の能力と課題や問題の関係によって引き起こされるのです。
真偽はどうでも良いので「そういうものなんだ」と思いこむことが重要です。
人間は多くを考え悩みますよね。
その悩みも課題であり問題なのです。
それに対応する能力があれば解決できますし、なければ鬱やパニックへと歩を進めていきます。
ここまでを頭に刷り込むと後は自分を調整するだけで悪い状態から抜け出せますし、フロー状態にも入れます。
まずは今の自分の状態を把握しましょう。
不安に思っていることはありますか?
退屈じゃありませんか?
よく楽しいことが何もないって人がいますよね。
仕事に行って帰ってご飯を食べて寝る、また仕事に行って帰ってご飯を食べて寝る・・・楽しくない・・・という人です。
これは退屈状態か鬱に近い状態ですね。
あなたはどうでしょうか?
これをフローモデルに当てはめてみると「能力」に対して「課題」が低すぎるからこの状態に陥るのです。
それが分かれば簡単じゃないですか?
仕事がつまらないなら「今やっている以外のことをもっと覚えて給料を上げる」という課題を作るとか、最早仕事以外の事、例えば「今までやったことないサーフィンをやる」という課題を作るとかすれば挑戦レベルが上がります。
すると「退屈」から抜け出せますよね。
このように能力と課題のバランスを自分で変えていけばいいのです。
かなたも結構退屈状態に陥りやすいんですが(笑)そのたびに新しいことを始めたり、スキルアップをしたりしてます。
ちなみに本当に仕事嫌いで何もしたくない派なんですが仕事でフロー状態に入るときもあります。
これは能力と課題のバランスがうまく取れたからですね。
まとめ
まずは自分の状態を把握すること。
それに伴い課題と能力のバランスを取りましょう。
退屈状態を抜け出すには「課題を上げる事」、どうにもならない場合は今していることを止めて別の事を始めてもOKです。
不安状態を抜け出すには基本的には「自分のスキルアップ」をしましょう。ただ、パニック状態は確実に回避すべきですので課題を下げることで対応もできます。
スキルアップも課題も下げられない場合はもう逃げてしまった方が良いです。
鬱やパニックの状態まで進むと正常な状態になるまでかなりの時間が必要になりますし確実に戻るという保証もありません。
とにかく悪い状態のときは早く抜け出してください。
フロー状態に入るためには、がんばればぎりぎり達成できる課題をやり続けることです。
かなた流フローの操り方
フロー状態は最高効率で物事が吸収できます。
つまり最強ってことです。
ちなみに自分の希望に伴った課題になっていることも重要です。
自分の考えや、心理状態、はたまた希望を知るための方法はたくさんありますが長くなりますので気が向いたら投稿しようかと思います。
自分を操り、フローを操り、最強の自分を作り上げていきましょう。
2021.7/12誤字修正しました。
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