絶対に役に立つ~頭の片隅に法則を~⑥
最近本業が忙しくなってまいりました、かなたです。
新型コロナウイルスの影響もあり、例年よりは売上が少なくなっておりますが国や地域での給付金や補助金等もあり、なんとか持ちこたえてます。
早く終息してくれることを祈るばかりです。
ちなみにかなたは実はかなり気を遣っており、買ったものは全てアルコールにて拭いております。
日々の買い物やジュース、弁当に至るまで・・・
効果は分かりませんがどこにでもあるので↑を使ってます。家、車、カバンに常備してます(笑)
責任ある立場であるからには絶対に感染してはならないと思い、ずっと実行しています。
2週間営業停止すると大打撃ですからね・・・
今のところ社内では出ておりませんが引き続き気をつけていきたいと思います。
まったく関係のない話をしましたが6回目始めていきます。
もくじ
ピーターの法則
これは、1969年に教授の教育学者ローレンス・J・ピーターによりレイモンド・ハルとの共著の中で提唱されたものです。
個人的には結構好きなんですが
能力主義の社会では、人間は能力の限界まで出世する。
有能な平社員は、無能な中間管理職になる。
時が経つにつれて出世する。無能な平社員はそのまま平社員の地位に落ち着く。
有能な平社員は無能な中間管理職の地位に落ち着く。その結果、各地位は無能な人間で埋め尽くされる。
その組織の仕事は、まだ出世の余地のある人間によって遂行される。
といったものです。日本では↓が原初です。
↑を「ショップ」で例えてみます。
有能な平社員Aさんはがんばってたくさん商品を売ります。
そして社長の目に留まり出世します。
教育をする、仕入れを担当する、金銭の管理をする、いずれは店長になりますよね。
ただこの有能な平社員は商品売ることに秀でた人材であって、管理する知識は持ち合わせていないかもしれません。
つまりこれまでの経験が役立たず、店長(=中間管理職)になってもお金の知識も経営もできない・・・
結果無能な店長となります。
Aさんがさらに有能であった場合は一度は無能な店長になりますが猛勉強して、エリアマネージャー、統括マネージャー、部長などと進んでいき、いずれは社長になるやもしれません。
Aさんのよう出世していく人達のがんばりを中心に会社が回っていくんですね。
これは↓に書きましたパレートの法則(80:20)にも当てはめる事が出来ます。
パレートの法則で「売上の8割は、全従業員のうちの2割で生み出している」や「富裕層20:一般80」等書きました。
ここであてはめると「出世する人20:しない人80」
つまり売上の8割は出世する人の2割で賄っているとも構築できます。合っているかは分かりませんが(笑)
こういったように法則を何かに応用して書いてある書籍っていっぱいあります。
書籍を購入する、読む際はできるだけ原初のものをオススメします。
原初を読んでから応用したものを読むとより内容が理解できますし、もし間違った情報があった際にも気づけます。
無能な○○にとどまらないよう努力していきましょう。
経営者側からみてピーターの法則の解決方法等もありますがここではあえて書きません。
本を読んだり、調べたりしてただの知識を自身の血肉へと昇華させてください(笑)
ピークエンドの法則
こちらはユダヤ人の心理学者、行動経済学者のダニエル・カーネマン氏、その他(すみません、他の人の名前は分かりません)により1999年に提唱されたヒューリスティックです。
ヒューリスティックとは、人が複雑な問題解決のために意思決定を行うときに、暗黙のうちに用いる解法や法則の事です。
簡単に言うと「勘」みたいなものです。
ただこのヒューリスティックは経験則のようなものなので偏っている、間違っていることもままあります。
これらの偏りや間違いを引き起こすのが「認知バイアス」です。
認知バイアスもどこかで書きました。確か↓だったと思います。
①から読んでいただければスムーズかと思います(時間に余裕があればお願いします)
話が少しそれましたが、ピークエンドの法則とは端的に言うと、
「あらゆる経験の快苦の記憶はほぼ完全にピーク時と終了時の快苦の度合いで決まる」というものです。
人間って自分の過去の経験から物事を判断することがほとんどだと思います。
そしてその「ほとんど」は完全にそのピーク時にうれしい悲しいなどの感情がどうだったかとか、どうやってその出来事が終わったのかで判断されているということです。
例えばけがをしたことがない人が骨にひびが入ったとき「めちゃくちゃ痛い」と感じますよね。
じゃあ骨折を何回もした人が骨にひびが入ったらどうでしょうか?
たぶん「なんか痛いけど骨は折れてないかなあ」という風になります。
骨折(ピーク)を何回も経験したことのある人はひびが入ることがピークに比べると痛くないから冷静に判断できます。
逆にけがをしたことがない(ピーク)人はひびが入ることがピークを大きく超えているので「絶望的なほど痛い」と感じるということですね。
赤ちゃんや子供がちょっとしたことでも大泣きするのはこういったことも関係していると思います。
酷い経験があればあるほどそれを乗り越えたとき人は強くなります。
今悩んでいる人もいるかもしれませんがそれを乗り越えたときあなたは今悩んでいたことも忘れるくらい強くなっているでしょう。
ちなみにかなたは若いころはすぐに悩んだり、人目ばかり気にしたり、辛い事もたくさんありました。
ただ今は「悩み」はありません。
ピークが高まっているのかほとんどの事は悩むほど考えることがないからです(笑)
最近客先でめちゃくちゃ怒られたことがあったんですが「次気をつけよー」って感じで家に帰ったらほとんど覚えてないです。
ただし気を付けることは何回も書いたり、目立つところに貼ったりして絶対に覚えます。
同じミスは2度としないよう努力します。
辛いことをやれってわけではないですが、「若い時の苦労は買ってでもせよ」という言葉もあります。
自分のピーク、頂上を高めましょう。
若い時の苦労は買ってでもせよ
出てきたので一応こちらも書いていこうかと思います。
これは「ことわざ」ですね。諺。
ご存じかもしれませんが世界各国でもことわざってあります。
そして不思議な事に意味が似たようなものも多いです。
例えば「No pain no gain:痛みなくして得るものなし:英語」と「虎穴に入らずんば虎児を得ず:中国語」って言い回しが違うだけで同じような意味ですよね。
日本でも昔からあって古事記にも記載があります(ちなみに古事記は日本最古の歴史書とされています)
ことわざも法則みたいなものですよね。
以前書いた「マーフィーの法則」にも関連します。
かなたはことわざについてあまり詳しくない(知っているものしか知らない)のですが、今書いてて興味が湧いてきました(笑)
ちょっと本でも探してみようと思います(笑)
ちなみに「若い時の苦労は買ってでもせよ」の意味は↓
若い時の苦労は買ってでもせよとは、若い時にする苦労は必ず貴重な経験となって将来役立つものだから、求めてでもするほうがよいということ。
故事ことわざ辞典より引用
語源はかなり調べてみたのですがよく分かりません・・・
ただ、中国の古典文学の「文選」の一節というのが有力ですかね。
文選(もんぜん)は南北朝時代に昭明太子により編纂された詩文集です。
全30巻もあり、かなりのことわざがこの文選から出ているようでことわざの本を探すよりこちらを読んだ方がかなたの知識欲がみたされそうです。
ちなみに日本の文学にも多大な影響を与えたらしく奈良時代では貴族の教養として必読のものだったらしいです・・・
まったくもって知りませんでした・・・
時期を見て集めていこうと思います。
おわりに
今回は最早自分の勉強になってしまいました(笑)
知っていることも掘り進めていくと知らないことにたどり着きます。
つまり結局は知らないという事ですかね・・・
かなたの勉強としてもこの法則シリーズは続けていきたいと思います。
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