絶対に役に立つ~頭の片隅に法則を~②

どうも、かなたです。

前回3つ+1つの法則を紹介しました。

読んでない人は①からお願いします。

そんなことより写真の女の子が美しすぎますよね・・・

最早ブログ内容なんてどうでも良いまであり得ます(笑)

この「絶対に役に立つ~頭の片隅に法則を~」シリーズはずっとこの画像をサムネイル画像として使っていきますので今後ともよろしくお願いいたします(笑)

ちなみに「Pixabay」というフリー画像サイトの「libellule789」という方が提供している画像になります。

余談になりましたが今回も個人的に役に立った法則や説等を紹介していきたいと思います。

もくじ

1:5の法則(5:25の法則)

成り立ちはあまり明確ではないのですが、アメリカのコンサルティング会社Bain & Company社のディレクター、フレデリック・ライクヘルドが調査結果により見出したとされるものです。

マーケティングに関するものなんですが、

1:5の法則は、新規顧客に販売するコストは既存顧客に販売するコストの5倍かかるという法則です。

結果だけ見ると同じ金額で同じ物を買う人のことなんですが新規と既存顧客で5倍もコストが違うんですね。

当然新規顧客に販売したものの利益率は低くなります。

その5倍かかるコストを鑑みても新規顧客を獲得することが必要なんでしょうか?

5:25の法則は逆に既存顧客に焦点を置いて、顧客離れを5%改善すれば、利益が最低でも25%改善されるという法則になります。

これらからわかるのは新規開拓にあくせくするよりも既存顧客の維持や、満足度を上げることに注力した方が利益につながるということです。

じゃあ新規顧客は必要ないのかと言われるとそんなことはありません。

企業にとって新規顧客獲得も重要と言わざるを得ない要素だと言えます。

ただこの法則が頭にあると現状分析した際に「既存顧客に焦点をあてるべき」だとか、「新規顧客獲得に注力すべき」だとかが見えてきます。

それをもとに中長期の経営計画を策定することだってできます。

知らなければ数字とにらめっこして自分で気づかなければなりません。

その時間は無駄ではないですが、今は他の人が時間をかけて発見したものを簡単に知れる時代です。

ネットでちょっと調べるだけで色んな情報が見れます。

簡単に色んなことが知れるんですからそれは有難く活用すべきでしょう。

本ブログはその足掛かりになれば幸甚です。

カラーバス効果(頻度錯誤)

これは「ある特定のものを意識し始めると関連情報が自然と目に留まりやすくなる」ようなことを意味します。

例えば、車を買ったとき、急に街にその車がたくさん走っているような錯覚を起こします。

買った車を意識しているから街で走っているその車を前より見つけやすくなっているだけなのです。

これは経験があるんじゃないでしょうか?

カクテルパーティ効果と似ています。

カクテルパーティ効果はたくさんの人がいる「がやがやした場所」でも「自分の興味のあること」や「自分の名前」などは聞き取れるってやつですね。

これは人間は意識していることを無意識に選んで聴き取ったり補完して聴いたりしているということです。

ちょっと違うのはカクテルパーティ効果は聴覚に絞ってあることですかね。

それで見出しの「カラーバス効果」なんですが検索したら当然のようにめちゃくちゃでてきます。

「引き寄せの法則」と一緒に心理学用語として紹介されることもあるので聞いたことがあるかもしれません。

ここで注意してほしいのですが、実はカラーバス効果は心理学用語ではありません。

じゃあどっから生まれたの?

株式会社博報堂PR戦略局部長「加藤昌治」氏の著書「考具」の中に出てくるもので、恐らく造語です。

カラーバス効果自体は心理学的にいうと「認知バイアス」の一つである「頻度錯誤」と同義です。

自分の知識としての認識は何でもいいですが、他の人に説明する際は気を付けましょう。

認知バイアス

先ほど出てきた認知バイアスって聞きなじみがないですよね。

これは一概に文章にするのが難しいんですが、以下wikiより引用

認知心理学社会心理学での様々な観察者効果の一種であり、非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題である。転じて認知バイアスは、事例証拠法的証拠信頼性を大きく歪める。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

なんかよくわかりませんよね。

すっごく簡単に言うと「人間にある思い込みや判断の誤り」といったところでしょうか。

例えばある商品の値段1万円が80%オフで2千円となっていたら「お得だ!買おう!」となりませんか?

でも実際の価値は1千円かもしれませんし、極端な事を言えばどこかで拾ってきた商品かもわかりませんよね。

良く考えたら値札だけを見てその商品の価値はわからないはずなのに「お得」という判断をしています。

これが店の戦略だったらまんまと引っかかってしまって「くそー、やられたー」と言ったことになります。

こういったことを引き起こすのが認知バイアスです。

ちなみに上の例は認知バイアスの「アンカリング」をマーケティングに組み込んだ感じですかね。

知識や道具、全てそうですが使い方によって良くも悪くもなります。

他にも分かりやすいものでいうと「コンコルド効果」というものがあり、これはそれまでに行った投資を惜しみ、今後も損失が出ることが分かっているのに投資をやめられないことです。

ギャンブルや株やFXなどの投資で凄まじい損失を受ける人は人よりこのコンコルド効果が強く働いているんだと思います。

もっと軽い例えを出すと、

わざわざ映画館にお金を払ってまで見に来た映画がめちゃくちゃ面白くない、でもお金払ってるし最後まで見よう・・・

面白くないなら映画館を出て違う事するなり違う映画を見るなりすればいいのにお金がもったいないから、最後まで見続けることでお金も時間も無駄にしています。

それに伴ったリターンは確実にないのに・・・・

他にも子どもがモノをねだるときによく言う「みんな持ってるんだよ!買ってよ!」というのも認知バイアスが引き起こしていると言えます。

みんなって言っても仲のいい3,4人とかですからね。

認知バイアスがこんなものかっていう感じはふんわりつかめたんじゃないかと思います。

この認知バイアス、数が200近くあります(笑)のでここではこれ以上触れないです。

ただ、応用が利きまくるすごいやつでもありますので機会があればバイアスについても投稿していこうと思います。

他の事でも言えますが、興味が湧いたらまず触れてみることをおすすめします。

おわりに

今回はこれで終わります。

カラーバス効果のときに「引き寄せの法則」を出したんで説明しようかと思ったんですが、主要なものでも2,3説ありますし、賛否が激しいし、でやめました。

考え方自体は面白いしスピリチュアル的な要素を除けば「思考は現実化する」と同じようなことだと思います。

大体の説や法則は基になる何かがあります。

「引き寄せの法則」も「思考は現実化する」も基を辿ればキリがありません。

雨乞いだとか呪術的?宗教的な儀式でもお祈りすれば雨が降るし、願いが叶うと信じられてきていますからね。

新約聖書 マタイ伝から「求めよさらば与えられん」ともありますし太古からある考え方だと思います。

全て「物事を成就するには、与えられるのを待つのではなく、自らが進んで行動しよう」ということじゃないかと個人的には思ってます。

今後もこういった感じで法則や説(役に立ちそうなこと)を紹介していこうと思います。

ちなみに順番や内容などの構成は考えておりません。

今後も思うままに書いていきますがよろしくお願いします。

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次回(③)も投稿しました。

他にも保険や事業計画書の作成、自己啓発的な事も書いてます

法則

Posted by kanata社長